【2023年版】CMに多く出ているお笑い芸人は?過去の出演ランキングも

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商品やサービスのCMを制作する際、起用するタレントの選出に悩まれる方も多いのではないでしょうか。

CM業界は、人気のあるタレントを単にキャスティングすればよい世界ではありません。商品やサービスとイメージが一致しているか、視聴者に深く印象付けられるかなど、さまざまな事柄を検討する必要があります。

近年の傾向を知ることで、キャスティングのポイントを知ることが可能です。本記事では、2023年上半期と過去2年におけるCM出演数の多いお笑い芸人をご紹介します。

※目次※

  1. 【2023年上半期】一番CMに出ているお笑い芸人は?
  2. 【参考】2022年CMに出ているお笑い芸人のランキング
  3. 【参考】2021年CMに出ているお笑い芸人のランキング
  4. お笑い芸人のCM事例2選
  5. お笑い芸人にCM出演を依頼する方法
  6. まとめ

【2023年上半期】一番CMに出ているお笑い芸人は?

2023年上半期カレンダー

2023年1月〜6月にもっともCM出演している芸人は、サンドウィッチマン・なかやまきんに君・博多華丸の3組です。

ここでは、3組の芸人が契約している企業をご紹介します。

サンドウィッチマン(9社)

サンドウィッチマンは、伊達みきお・富澤たけしで構成されるコンビです。2007年に『M-1グランプリ』で優勝、2009年には『キングオブコント』で準優勝に輝きました。

2023年4月現在のレギュラー番組は、テレビ・ラジオ合わせて12本です。『日経エンタテイメント!タレントパワーランキング2023』では首位を獲得しました。

人を傷つけない芸風のため好感度も高く、幅広い層に受け入れられやすいことがCMに多数起用される理由といるといえるでしょう。また、コントで培われた確かな演技力が視聴者を引き付けます。

起用企業は以下の通りです。

  • ピザーラ
  • アート引越センター
  • タマホーム
  • JFEホールディングス
  • TBCグループ
  • ホットスタッフ
  • フォーシーズ
  • リクルート
  • まるか食品

なかやまきんに君(8社)

2003年に『ABCお笑い新人グランプリ』審査員特別賞を受賞したピン芸人です。現在は、ボディビルダーやYouTuberとしても活躍しています。YouTube以外のSNSでも高いフォロワー数を誇り、近年は若年層からの知名度も高く人気です。

2022年には、彼の20年来の決め台詞「ヤー」「パワー」が『現代用語の基礎知識2022ユーキャン新語・流行語大賞』にノミネートされました。ポジティブワードであることもCM起用社数の増加に拍車をかけたと考えられます。

起用企業は以下の通りです。

  • 大塚製薬
  • アイリスオーヤマ
  • タカラトミー
  • ジェイ・ストーム
  • 日清食品
  • ブックオフ
  • ニッスイ
  • 花王

博多華丸(8社)

コンビ芸人『博多華丸・大吉』の1人です。コンビで活躍する傍ら、ピン芸人としても『R-1ぐらんぷり2006』『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ第6回・第7回大会』で優勝しています。数々の映画やドラマにも出演しており、どの世代からも好感度は高いでしょう。

2018年からはNHKの朝の情報番組で司会を務めており、知名度も申し分ないことがCMの起用本数につながっているといえます。

起用企業は以下の通りです。

  • オートウェイ
  • 明治
  • 青山商事
  • カゴメ
  • 大口酒造
  • プロトコーポレーション
  • ライフネット生命保険
  • モンデリーズ・ジャパン
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【参考】2022年CMに出ているお笑い芸人のランキング

2022年イメージ画像

現時点だけでなく、近年のCMデータも判断材料として役立たせることが可能です。

ここからは、昨年度におけるCM起用社数の多い芸人上位3位までをランキング形式でご紹介します。

1位:サンドウィッチマン(9社)

昨年度のCM起用社数も9社と、芸人のなかでは最多でした。

2人とも宮城県出身ということもあり、宮城に所縁ある企業と契約していることが特徴的です。

起用企業は以下の通りです。

  • ピザーラ
  • アート引越センター
  • タマホーム
  • JAグループ宮城
  • 楽天モバイル
  • TBCグループ
  • ホットスタッフ
  • リクルート
  • まるか食品

2位:博多華丸(8社)

こちらも昨年度と同様に8社で起用され、芸人のなかでは2位にランクインしました。

起用企業は以下の通りです。

  • オートウェイ
  • 大口酒造
  • 明治
  • ゼンリン
  • カゴメ
  • プロトコーポレーション
  • ライフネット生命保険
  • モンデリーズ・ジャパン

3位:長谷川雅紀(7社)

コンビ芸人『錦鯉』の1人です。『M-1グランプリ2021』で優勝し脚光を浴びました。長谷川の年齢が50歳を超えていることにインパクトを受けた人も多かったようです。

2022年はM-1優勝の影響を受け、錦鯉のテレビ出演数は400本超えの人気を得ました。「アンチが少ない芸人」と言われていることがCMの起用につながっていると考えられます。また、明るく穏やかそうな人柄であり、子ども達からの人気が高いことも起用される理由のひとつに挙げられるでしょう。

起用企業は以下の通りです。

  • サントリー
  • タカラトミー
  • 日清ヨーク
  • LINE
  • SmartHR
  • ライフネット生命保険
  • 大戸屋ホールディングス
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【参考】2021年CMに出ているお笑い芸人のランキング

2021年イメージ画像

続いて2021年のランキングをご紹介いたします。

2023年上半期・2022年とは違い、2021年は複数の芸人が拮抗している点が特徴的です。

1位(同率):サンドウィッチマン(9社)

2021年も芸人におけるCM起用社数のトップはサンドウィッチマンでした。

数年にわたり、人気・好感度・知名度・信用度などが高くキープされていることがうかがえます。

起用企業は以下の通りです。

  • JAグループ宮城
  • 東日本旅客鉄道
  • 楽天モバイル
  • アートコーポレーション
  • まるか食品
  • リクルート
  • タマホーム
  • TBCグループ
  • LILITH GAMES

1位(同率):博多華丸(9社)

博多華丸もサンドウィッチマンと同様に、世間からの評価が持続しています。

CM起用社数9社は、高橋一生・綾瀬はるか・新垣結衣など人気俳優と肩を並べており、企業からの期待値や信頼が高いといえるでしょう。

起用企業は以下の通りです。

  • オートウェイ
  • ゼンリン
  • プロトコーポレーション
  • 大口酒造
  • ライフネット生命保険
  • PayPay
  • 明治
  • BOAT RACE振興会
  • 日本マクドナルド

1位(同率):粗品(9社)

コンビ芸人『霜降り明星』の1人です。『M-1グランプリ2018』で優勝し、脚光を浴びました。粗品は『R-1グランプリ2019』でも優勝しています。

2020年のCM出演数は3社でしたが、小栗旬に似ていると話題になったことや第七世代ブームと相まってCM出演数が急増したと考えられます。

起用企業は以下の通りです。

  • KDDI
  • エドウイン
  • サントリービール
  • 京楽産業.
  • 大正製薬
  • ディップ
  • チャリ・ロト
  • バンダイナムコエンターテイメント
  • データX

2位:兼近大樹(8社)

芸人コンビ『EXIT』の1人です。2017年12月にコンビを結成し、翌年には『ヨシモト∞ホール』『ルミネtheよしもと』で結成後最速の単独ライブが開催されるほどまでに人気が出ました。

起用企業は以下の通りです。

  • みずほ銀行宝くじ部
  • ほっともっと
  • アリナミン製薬
  • エースコック
  • 出前館
  • トヨタ自動車
  • ピーステックラボ
  • プロタイムズ総合研究所

3位(同率):かまいたち(7社)

2004年にコンビ結成し、2007年『ABCお笑い新人グランプリ』で最優秀新人賞を受賞しました。

2017年『キングオブコント』優勝、2019年『M-1グランプリ』準優勝、2021年『上方漫才大賞』優勝と、近年頭角を現わしたことがCM起用にもつながったといえるでしょう。

起用企業は以下の通りです。

  • 湖池屋
  • アコム
  • 京楽産業
  • インディード
  • 丸井織物
  • スカパーJSAT
  • Cygames

3位(同率):カズレーザー(7社)

コンビ芸人『メイプル超合金』の1人です。『M-1グランプリ2015』決勝に進出したことで注目を集めました。金髪に全身真っ赤な装いが特徴です。

同志社大学卒業のインテリ芸人枠という一面もあり、クイズ番組やワイドショーのコメンテーターとしても活躍しています。

起用企業は以下の通りです。

  • スクウェア・エニックス
  • ピザハット
  • アドビ
  • ジット
  • グラフィコ
  • ラビット
  • 東京電力エナジーパートナー
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お笑い芸人のCM事例2選

CM事例

ここからは、芸人が起用されている具体的なCM事例をご紹介します。

ホットスタッフ|サンドイッチマン

ホットスタッフは、総合派遣会社です。

CMでは、サンドウィッチマンがホットスタッフの役員に扮しています。企業のキャッチコピーである「だったら、ホットスタッフでしょ」を顧客から言われるように、自社の強みを話し合う内容です。

派遣会社という性質上、CMの演出には高い信用度や好印象を与えることが求められます。好感度の高いサンドイッチマンはまさに適任でしょう。

また、日頃の衣装がスーツであることや年齢的にも役員という役柄は違和感なく、視聴者に受け入れられやすい設定といえます。

2年連続起用されていることからも、彼らの起用が功を奏したといえるでしょう。

ライフネット生命|博多華丸・大吉

ライフネット生命は、オンラインで申し込めることが特徴的な生命保険会社です。

2023年7月に放映開始されたCMは、白を基調としたシンプルな演出です。ライフネット生命の『子育て世代の保険料を半分にして、安心して赤ちゃんを産み育てられる社会にしたい』という想いと『正直に、わかりやすく、安くて、便利に。』というマニフェストの両方が表現されています。

セットの床・壁は無地、小道具はマイクスタンド1本のみです。博多華丸・大吉の2人はホワイトのジャケットスタイルで漫才風にPRをしています。

博多華丸・大吉の、堅実さと柔和さを併せ持った雰囲気や漫才師としての実力が活かされた演出といえるでしょう。

CMの出演は2020年1月から継続されており、企業からの信頼を得ているうえに世間からの人気・好感度が保たれていることがうかがえます。

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お笑い芸人にCM出演を依頼する方法

出演依頼方法

依頼する方法は主に2つありますが、特徴やメリット・デメリットが異なります。

依頼方法

特徴

メリット

デメリット

芸能事務所に連絡

芸能事務所とのコネクションが必要な場合が多い

中間マージンが発生しない

キャスティングの際にトラブルが生じやすい

キャスティング会社に依頼

芸能事務所とのコネクションが豊富で独自のノウハウがある

キャスティングの際にトラブルが少なくスムーズに進む

キャスティング会社のマージンが上乗せされるため、金銭的コストがかかる

いずれの方法でも、芸能人へCM出演を依頼するとかなりの費用がかかります。

「なるべく費用を抑えたい」「でも有名な人を起用したい」ときはインフルエンサーの起用もおすすめです。

若い世代は、芸能人よりもインフルエンサーに親しみを覚える人が多くいます。宣伝したい商品やサービスの利用者層とファン層が一致するインフルエンサーを起用すると、芸能人に近い宣伝効果を得られるでしょう。

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まとめ

芸人のCM起用まとめ

数年にわたりCMに起用される芸人は、人を傷つけない・不快感を与えない芸風が特徴です。好感度の高い人材を多くの企業が求めている表れといえるでしょう。

CMのキャスティングをご検討の際は、ぜひ弊社wonderXにご相談ください。プロモーション効果の高い企画を提案し、貴社が求めるイメージに適したキャスティングのお役に立てるよう尽力させて頂きます。

 

株式会社wonderXの特徴

  • 芸人だけでなく、インフルエンサー、VTuber、YouTuberの紹介も可能
  • 最短1日で候補者の初回提案が可能
  • Instagram、YouTube、X(旧Twitter)、TikTokなど様々なSNSマーケティングに対応
  • キャスティング、企画立ち上げ、実施、レポーティング、改善点と連続したサポートが可能
  • トップインフルエンサーや1~5万人前後のフォロワーを抱えているインフルエンサーなど幅広く紹介が可能

CMのキャスティングを検討する際には、弊社にご相談ください。

(参考: 『wonderX inc.』)

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