広報に向いているSNS6選|メリットと注意点もあわせて確認しよう

たくさんの人がSNSを通じてつながる様子

SNSは企業の広報手段として広く活用されています。「どのSNSを使えばよいか」「どのように運用すればよいか」と悩む方も多いのではないでしょうか。

インターネットを利用する人のうち、SNSの利用者は8割近くにのぼります。上手くSNSを活用すれば大きな宣伝効果を得られるでしょう。

この記事では、広報に向いているSNSと、メリットや注意点について解説します。

※目次※

  1. 広報に向いているSNS6選
  2. 広報にSNSを使うメリット
  3. 広報でSNSを使うときのポイント
  4. まとめ

広報に向いているSNS6選

男女がパソコンに向かって作業する様子

どのSNSを活用すればよいか悩む広報の方もいるでしょう。適切なSNSを選択すると、大きな宣伝効果が得られます。ここでは広報に向いているSNSを6つ紹介して、特徴を解説します。

X(旧Twitter)

X(旧Twitter)は、日本のユーザーが多いSNSです。令和3年度の調査では、利用者が全世代で4割を超えました。著名人がXで発信した内容は大きく取り上げられ、影響力の強さが窺えます。

Xは短い文章を投稿でき、写真を4枚まで添付できるSNSです。他のSNSよりリアルタイム性に優れ、他人の投稿をボタンひとつで拡散できます。

広報で成功しているアカウントは、親しみやすさが特徴です。ユーザーから好感度が高いものが多いといえます。

広告をXで配信すれば、企業アカウントをフォローしていないユーザーにも広告が表示されるでしょう。キャンペーンと併せた、広告機能の積極的な活用がおすすめです。

LINE

LINEは日本で最も多く利用されているSNSです。日本での利用率は9割を超えています。

LINEは主に連絡・会話ツールとして幅広い世代に利用されるSNSです。

ポイントカードをLINE上で作成する企業や、クーポン配布をLINE経由で行う企業が増えています。トークルームごとに通知がいくため、他のSNSと違い投稿が他の投稿に流されてしまう可能性が低いといえるでしょう。

広報効果を高めるには、オリジナルスタンプの無料配布や友達限定クーポンの配布がおすすめです。

Facebook

Facebookは全世代平均で約3割のユーザーに利用されているSNSです。30代以降の利用者が多く、年代が上になるほど多くのユーザーがいます。

実名登録制で、実生活で面識のある人とつながっている場合が多い点も特徴です。そのため、信頼度の高いSNSといえるでしょう。

10代から20代のユーザーは他のSNSと比べて少なく、30代以降にターゲットを絞った商品の宣伝に向いています。「いいね」で応募できるキャンペーンやFacebook上の広告で、自社の商品やサービスを宣伝しましょう。

YouTube

YouTubeはユーザーが動画を投稿したり、ライブ配信を行ってユーザーとコミュニケーションをとれるSNSです。利用者は全世代平均で8割を超え、影響力の高さが窺えます。国内にとどまらず世界的に利用者が多いSNSです。

自社のサービスや商品を直接企業のYouTubeチャンネルで紹介するだけでなく、商品のレビューや使い方を宣伝できます。動画で説明できるため、他のSNSよりも詳細な情報を届けられることがメリットです。

また、自社のチャンネルだけでなく、自社と親和性が高いYoutuberを起用して自社サービスのレビューや宣伝を行ってもらうことも効果的です。動画で説明できるため、他の媒体よりも説得力が高く購買に繋がりやすいことが特徴です。

Instagram

Instagramは全世代平均で5割近いユーザーを抱えるSNSです。特に10代と20代の利用率は7割を超えていて、若者に人気のSNSといえます。

画像や動画を主体としたSNSで、見栄えのよさや画像の分かりやすさが特徴です。ハッシュタグをつけて投稿すれば、より多くの人に投稿が見られます。

インフルエンサーの影響力は高く、企業アカウントの投稿だけでなくインフルエンサーに商品やサービスを紹介してもらうと、より広く知ってもらえるでしょう。

特に若い世代に打ち出したいサービスや商品を宣伝する際に有効なSNSです。

TikTok

TikTokは、全世代平均で見ると2割強のユーザーしかいないSNSです。しかし、10代の利用率は6割を超えます。

TikTokは数十秒程度の短い動画を投稿するSNSです。有名な音楽に合わせてダンスをした動画や音がなくても内容が分かる字幕つきの動画が人気を博しています。

TikTokは、フォローしていないアカウントの動画も関連動画が表示される仕組みです。フォロワーが少ないアカウントでも一気に拡散される可能性があります。

10代をターゲットとしたサービスや商品をPRする際に有効なSNSです。

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広報にSNSを使うメリット

スマートフォンを見つめる男性

SNSを広報に利用すると、商品の認知度を上げられたり、ユーザーの意見を直接聞けたりするメリットがあります。ここからはSNSの広報活用で得られるメリットを見ていきましょう。

無料または安価で始められる

SNSは無料でアカウントを開設できます。企業アカウントの運用に月額料金がかかるものもありますが、安価であるものがほとんどです。

新聞や雑誌、インターネットに広告を打ち出すときは高額の料金がかかる可能性があります。それらと比べると、SNSの手軽さは魅力です。

自社商品の認知度を上げられる

SNSの利用者はインターネットユーザーの8割近くにのぼります。幅広い世代がSNSを利用しており、SNSを上手く活用すれば自社商品の認知度を上げられるでしょう。

自社の投稿が拡散されれば、自社のアカウントをフォローしていないユーザーにもリーチすることができます。認知度向上のためには、拡散を狙うことが重要です。

ターゲット層以外にも届けられる

SNSの拡散力を使えば、ターゲット層以外にも広告を届けられます。

雑誌や検索サイトに広告を出すとその媒体を見る人にしか広告を届けられません。一方で、SNSの拡散機能を利用すれば企業アカウントをフォローしていない人にも広告を届けられます。効率よく認知度を上げるにはSNSの活用が有効です。

他にも、インフルエンサーに商品やサービスを紹介してもらえば、企業を知らない人にも知ってもらうきっかけになるでしょう。

口コミがそのまま宣伝につながる

商品やサービスを使った感想は、そのまま宣伝になります。

口コミは、商品の購入を判断する材料のひとつです。検索機能があるSNSで商品を検索し、口コミを確認する人も多く存在します。よい口コミが多くあれば、購入につながるでしょう。口コミは大きな役割を担います。

企業アカウント自身の投稿だけでなく、商品やサービスのユーザーが投稿する内容も大きな宣伝になるでしょう。

ユーザーと直接交流できる

SNSは、コメント欄や返信機能を利用してユーザーと直接交流できます。

特にX(旧Twitter)は、コメントのリアルタイムなやり取りを他の人も閲覧しやすく、企業をより身近に感じてもらえるSNSです。サービスや商品を実際に使った人から要望を聞けるため、商品をよりよくする意見募集の場としても活用できるでしょう。

企業をより身近に感じてもらえば、「ファン」になってもらえます。「ファン」は商品の購入を検討する際、積極的にその企業のものを購入してくれるでしょう。

宣伝効果を手軽に測定できる

SNSは再生回数や、拡散の回数、表示された回数など、投稿への反応を確認できます。企業マーケティングでは、広告の効果の分析が欠かせません。SNSは宣伝効果をすぐに測定できます。

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広報でSNSを使うときのポイント

男女がパソコンを前に会議する様子

SNSは便利な広報ツールです。拡散力を利用して、企業の認知度を高める機会を作れます。

ただし、適切でない投稿内容が拡散されると一気に企業のイメージが落ちるでしょう。ここからは、SNSを広報に利用する際に気をつけたいポイントを紹介します。

あらかじめ運用のルールを決める

SNSを開始する前は運用ルールの設定が大切です。SNSを利用する目的は何か、どの程度のフォロワーを獲得したいか、広告効果を得たいかなどの目標をあらかじめ設定しましょう。

SNSの投稿を一覧で見たとき、統一感があると企業のイメージが伝わりやすいでしょう。企業のイメージを伝えるためにどのようにSNSを運用するか決めてください。

炎上リスクの予防・事後対応を設計する

SNS運用で最も気をつけたいものは炎上です。多様な考えを認め合う時代だからこそ、発信内容に少しでも偏りがあれば炎上につながります。SNSの拡散力は強く、思わぬ範囲まで広がるものだと常に意識しましょう。

一度炎上すれば、取り返しのつかないほど企業イメージを失墜させてしまいます。投稿内容に気を配るだけでなく、思わぬところから炎上してしまった際の対応も重要です。炎上マニュアルをあらかじめ設定し、万が一の場合にも適切に対応できるよう準備しておきましょう。

法律やSNSの規則に反する投稿を避ける

広報アカウントでは、法律やSNS規範に反する内容の投稿は避けなければなりません。

社員やアルバイト店員の不用意な投稿が企業の炎上を招く恐れがあります。これは度々ニュースになる問題です。SNS投稿に関してルールをあらかじめ決めて、社員に共有しておきましょう。対策のひとつにつながります。

自社商品に合うSNSを選ぶ

SNSには利用する年代に偏りがあります。ターゲット層に合うSNSの選択がおすすめです。

SNSには特性があります。フォロワーと距離感を縮めるために適したSNSや、ブランドイメージの伝達に適したSNSなどさまざまです。自社の商品の魅力が伝わるものを選びましょう。

企業・インフルエンサーとのコラボで互いに拡散しあう

SNSで商品やサービスの認知度を向上させる手段として、企業やインフルエンサーとのコラボが挙げられます。インフルエンサーに商品を送り、レビューを投稿してもらったり、企業やインフルエンサーとコラボ商品を発売したりすると宣伝効果が期待できるでしょう。

コラボ商品の発売によって、他企業やインフルエンサー自身のフォロワーに自社を認知してもらうきっかけになります。インフルエンサーにとっても、企業とのコラボによって知名度が上がるため、相互に知名度拡大のチャンスが生まれるでしょう。

自社商品のイメージや、ターゲット層に合うインフルエンサーや企業とのコラボがおすすめです。

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まとめ

カメラを前に商品紹介する女性

SNS広報をする際には、数多くあるSNSから自社の利用目的に合うものやターゲット層に合うものを選びましょう。特に利用者の多いX(旧Twitter)やInstagram、LINE、YouTubeなど代表的なSNSは宣伝効果が高いといえます。

SNSで認知度を向上させるにはインフルエンサーの起用が有効です。適切なインフルエンサーを選ぶことは重要な役割を担います。インフルエンサーを起用する際にはキャスティング会社の利用がおすすめです。

wonderXはさまざまなSNSで活躍するインフルエンサーのキャスティングができます。また、過去の投稿を分析し、最適な企画・投稿内容を提案可能です。インフルエンサーキャスティングは、キャスティングから企画まで幅広く請け負う弊社にお任せください。

 

株式会社wonderXの特徴

  • 1~5万人前後のフォロワーを抱えているインフルエンサーから拡散力のある10万人以上のフォロワーがいるトップインフルエンサーまで幅広く紹介が可能
  • Instagram、YouTube、X(旧Twitter)、TikTokなど様々なSNSマーケティングに対応
  • インフルエンサーだけでなくタレント、芸能人、VTuber、YouTuberなどさまざまなキャストの紹介が可能
  • キャスティングだけでなく企画立ち上げ、実施、レポーティング、改善と連続したサポートが可能
  • 最短1日で候補者の初回提案

SNSでの広報活動を検討する際には、弊社にご相談ください。

(参考: 『wonderX inc.』)

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