インスタグラマーのタイアップ報酬はどれくらい?依頼方法、注意点を解説します

インスタグラムをスマートフォンで見る人

近年、企業がインスタグラマーと契約し商品やサービスを宣伝する方法が広がっています。

インスタグラマーにタイアップを依頼する際には報酬が必要です。報酬がどの程度か分からない方もいるのではないでしょうか。タイアップキャスティングの報酬相場を知れば、相場を参考にして報酬を決められるでしょう。

この記事では、インスタグラマーへのタイアップに関して、報酬相場やタイアップ依頼時の方法、注意点を紹介します。

※目次※

  1. インスタグラマーのタイアップ報酬に関する相場
  2. インスタのタイアップとは
  3. インスタグラマーとのタイアップ方法一覧
  4. インスタグラマーにタイアップを依頼する方法
  5. インスタグラマーとタイアップする際の注意点
  6. まとめ

インスタグラマーのタイアップ報酬に関する相場

タイアップを依頼する際に必要な報酬は、依頼するインスタグラマーや企業によって異なります。タイアップの報酬相場はどの程度なのでしょうか。

インフルエンサーが色々な商品とタイアップしSNS上で紹介している。

フォロワー×フォロワー単価で計算

インフルエンサーへのタイアップ費用は、「フォロワー単価」で計算されます。

「フォロワー単価」とは、インフルエンサーが持っているフォロワー1人あたりの単価です。インフルエンサーが持つフォロワー数にフォロワー単価をかけると、報酬額が出ます。フォロワー単価はSNSやインフルエンサーによって異なるでしょう。基本的に、フォロワーを多く持ち影響力のあるインスタグラマーへ依頼すると、報酬は高くなるでしょう。

企業側が、事前に計算して把握しておくことが大切です。

フォロワー単価はSNSで変化

フォロワー単価はSNSによって異なります。インスタグラムのフォロワー単価相場は2〜4円程度です。

例えばフォロワー単価が3円の場合、フォロワー数10万人のインスタグラマーへ依頼した場合、10万人×3円で報酬は30万円になります。

他のSNSはX(旧Twitter)は3円程度、TikTokは3~5円、編集作業の手間がかかるYouTubeは10~15円辺り(※)が相場です。YouTubeが最も高く設定されていることが多いですが、実際は依頼する企業やインスタグラマーによって異なります。

(※)フォロワー数のみでの算出をしないことが大前提です。

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インスタのタイアップとは

インスタグラムでタイアップという投稿を多く見かけます。タイアップは、インスタグラマーが自身の投稿をつかった商品やサービスの宣伝です。タイアップはどのような特徴があるのでしょうか。

2人が握手を交わしている(腕のみ)

インスタのタイアップの特徴

タイアップでの最大の特徴として、ブランドコンテンツツールのタイアップタグ(ブランドコンテンツタグ)が挙げられます。

ブランドコンテンツタグとは、インフルエンサーが投稿を行う際に企業とタイアップした投稿であることを示すためのタグのことです。企業が報酬を支払っているにも関わらず、広告でないように見せる「ステルスマーケティング」との区別が目的です。

タイアップのメリット

タイアップ投稿には、広告元ページへのリンクが必ず入ります。これにより、インスタグラマーを通じて商品やサービスの認知度が高まり、購入の導線作りが可能です。

フォロワーは興味がある商品やサービスをすぐに購入できます。企業は、商品やサービスを知ってもらえ、インスタグラマーは報酬を受け取れるというメリットが双方にあるのです。

そのため、タイアップ投稿は、フォロワー・企業・インスタグラマーのいずれにとってもメリットが大きいといえるでしょう。

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インスタグラマーとのタイアップ方法一覧

インスタグラマーとのタイアップ方法は、複数あります。どのような方法があるのでしょうか。ここからは、種類別の特徴を紹介します。

商品をカメラに向かって紹介する女性

商品ギフティング型

商品ギフティング型は、タイアップで採用されやすい方法です。

企業は商品をインスタグラマーに提供し、インスタグラマーは投稿内で商品を紹介します。そうすることで、インスタグラマーが消費者の1人として商品を紹介することで、商品の価値を高められるのです。

一方、投稿内容によってはステルスマーケティングと捉えられてしまう恐れがあります。そのため、企業側は投稿前に内容を確認しなければなりません。

サービス体験型

サービス体験型は、インスタグラマーがサービスを利用して紹介する方法です。アプリやサブスク、定期便などのサービスをインスタグラマーが使い、感じたことを投稿します。

インスタグラマーがサービスを利用することで、顧客目線でサービス内容を伝えられるでしょう。ただし、商品ギフティングと同じくステルスマーケティングには注意が必要です。

現地訪問型

現地訪問型は、インスタグラマーが店舗や企業主催のイベントへ訪問し、現地の雰囲気やイベントの感想を発信する方法です。

有名なインスタグラマーを招待すれば、インスタグラマー目当てに来場する人も増えるでしょう。店舗の商品やサービスを見てもらうよい機会になります。

店舗やイベントの認知度拡大や集客促進が目的です。インスタグラマー側もフォロワーの増加が期待でき、双方にメリットが大きいといえます。

監修・コンサルティング型

監修・コンサルティング型は、影響力のあるインスタグラマーに、商品やサービス・ブランドの監修をお願いする方法です。

開発や監修にインスタグラマーが関わることで、商品やサービスの認知度向上が期待できます。

ターゲット層をフォロワーに持つインスタグラマーが監修に携われば、ターゲット層のニーズを踏まえた商品開発が可能になります。

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インスタグラマーにタイアップを依頼する方法

インスタグラマーへのタイアップのオファー方法は複数存在します。方法によって、メリットや費用が異なる点が特徴です。企業側の目的や予算をもとに選びましょう。

相手へ連絡を取っている男性

インスタグラマーに直接DMをする

インスタグラマーに直接連絡をすれば、中間業者が入らないため、費用や契約内容についてレスポンスの速いやり取りができます。また、中間業者に支払うマージンもかかりません。

しかし、自分で依頼をすると、インスタグラマーへの交渉や契約・スケジュール管理、投稿後の効果測定、万が一のトラブル時の対応をすべて自社で対応しなければなりません。少ない人数で業務をこなす企業にとっては、負担が大きい方法といえます。

マッチングプラットフォームを使う

マッチングプラットフォームとは、企業側とインフルエンサーをつなぐプラットフォームのことです。

マッチングプラットフォームには、タイアップを求めているインスタグラマーが存在します。その中から検索して源泉でき、探す手間と時間を省けるでしょう。

業者を間に挟むより、費用が安く済みます。インスタグラマーと直接コミュニケーションを図れる点もメリットです。ただし、インスタグラマーへDMを送る方法と同様、交渉から効果測定までは自社で行わなければなりません。

キャスティング会社に依頼する

交渉や効果測定に時間を割けない企業は多く存在します。

そういった場合におすすめの方法が、キャスティング会社への依頼です。キャスティング会社は、企業の要望に合わせてインスタグラマーを提案してくれます。その後も、交渉から効果測定までしっかりサポートしてくれるでしょう。

直接のやり取りと比較して、キャスティング会社への報酬が別途かかります。しかし、時間がないまたは交渉ノウハウがない企業には最適の方法です。

キャスティング会社によって得意な分野やSNSは異なります。会社を選ぶときは過去の実績やサービス内容を確認しましょう。

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インスタグラマーとタイアップする際の注意点

インスタグラマーとのタイアップは、インフルエンサー選びを間違うと、大きなトラブルに発展する恐れがあります。本章では、インスタグラマーとタイアップする際の注意点について解説します。

ビックリマークが吹き出し内に大きく表示されたイラスト

報酬以外の費用がかかる

タイアップは、インスタグラマーへの報酬以外にも費用がかかります。

例えば、商品の配送料や訪問する際の交通費、宿泊費などがあげられるでしょう。マッチングプラットフォームやキャスティング会社を利用する場合は、その会社への報酬も発生します。

インスタグラマーとの契約後に予想以上の費用が発生することがないよう、どのような費用がかかるかを事前にリストアップしましょう。すべて含めた費用が予算内に収まるかどうかの確認が大切です。

イメージに合うインスタグラマーを選ぶ

PRしたい商品やサービスが、タイアップをしたいインスタグラマーのイメージに合致しているかは重要です。ユーザーは、商品やサービスとインスタグラマーを結びつけます。イメージが合っていれば、ユーザーは「似合っている」「魅力的に見える」「購入したい」という気持ちになるでしょう。

インスタグラマーへタイアップを依頼する際は、フォロワーとターゲット層の一致度合いの調査が必要です。依頼したいインスタグラマーの投稿内容を事前に確認することも大切です。

リスクのあるインフルエンサーは避ける

リスクがあるインスタグラマーが存在します。

リスクの例としては、以下のものが挙げられます。

  • 前科がある
  • ステルスマーケティングのような投稿をしている
  • 何度か炎上している
  • 企業とやり取りができない

特にステルスマーケティングは最近問題になっており、2023年10月以降は法律で規制されます。企業側も罰則を受ける恐れがあるため、注意が必要です。

これらのリスクを防ぐには、投稿内容の事前確認が欠かせません。また、投稿後も投稿内容を企業側でしっかりチェックする作業が重要です。

(参考: 『令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁』)

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まとめ

複数の人で力を合わせて売上向上を目指す様子インスタグラマーとのタイアップは、商品・サービスの認知度向上に有効なPR方法です。事前準備や調査をしっかりと行い、リスクを避けて行いましょう。ただし、時間を割けないまたは慣れていないことで、具体的な方法が分からないかもしれません。そういった時はキャスティング会社の依頼がおすすめです。

wonderXは、SNSプロモーションを強みにしております。インスタグラマーのキャスティングに伴う企画から実行までの請負が可能です。キャスティングのネットワークも豊富であり、タイアップを検討している場合はぜひご相談ください。

株式会社wonderXの特徴

  • インスタだけでなくYouTube、X(旧Twitter)、TikTokなど多くの媒体に対応
  • 最短1日で候補者の初回提案が可能
  • フォロワー数の多いトップインスタグラマーからユーザーと距離の近いインスタグラマーまで幅広く網羅
  • インスタグラマーだけでなく芸能人、タレント、配信者のアサインも可能
  • キャスティングだけでなくタイアップの企画設計、実施、レポーティング、改善と連続したサポートが可能

インスタグラマーとのタイアップを検討されている際には、弊社をぜひご検討ください。

(参考: 『wonderX inc.』)

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