Instagram(インスタ)広告の出し方を初心者向けに解説!費用の種類・流れも

Instagram(インスタ)広告をみている人

Instagram(インスタ)広告を利用したくても、出し方が分からない方もいるのではないでしょうか。そのようなときはインスタ広告にかかる費用の種類や出し方の流れを事前に確かめておきましょう。基本を理解しておくことで、初心者でも魅力のあるインスタ広告の運用が可能です。

そこで今回は、インスタ広告の出し方を分かりやすく紹介します。ぜひ、参考にしてください。

※目次※

  1. インスタ広告のメリット
  2. 広告の出し方1|Instagramの投稿を広告にする【4STEP】
  3. 広告の出し方2|Facebook広告マネージャから公開する【4STEP】
  4. インフルエンサーの投稿画面を活用した第三者配信広告もおすすめ
  5. インスタ広告にかかる費用の種類
  6. まとめ

インスタ広告のメリット

インスタ広告をみている女性

最初にインスタ広告にはどのようなメリットがあるのかを確認しておきましょう。ここで、主なメリットを3つ紹介します。

狙ったターゲット層に広告を届けられる

インスタ広告は、商品やサービスを届けたい層にアピールしやすい点がメリットです。Instagramは性別や年齢などのターゲティング項目を設定できます。興味や関心、顧客の属性と共通点が多い利用者など、さらに細かくターゲット層を絞れる点も魅力です。

くわえてInstagramは、若年層や女性が多く利用しています。この層をターゲットとする商品やサービスの場合、高い広告効果が期待できるでしょう。

低予算で配信できる

インスタ広告は低予算でも配信できます。状況によって左右されるものの、月額3万円程度より始められるでしょう。

そのため、少ない広告費から始めたい中小企業や個人事業主がインスタ広告を選んでいます。ただし、広告の表示回数は予算と連動しているため、あまりに低予算であると期待したほど広告効果を得られないかもしれない点には注意が必要です。

インスタ広告の予算の変更や配信停止などは状況によって簡単に変更できます。そのため、柔軟な広告運用が可能です。

広告から直接購入を促せる

インスタ広告は、投稿ページからそのまま自社サイトへ誘導できます。誘導先がECサイトであれば、そのまま商品の購入が可能です。消費者が「ほしい」と思った瞬間を逃しにくく、高い宣伝効果が得られるでしょう。

2019年10月31日のMetaニュースルームによると、利用している日本人の80%が商品やサービスの検索にInstagramを利用しています。広告から直ちに購入ページに遷移できるインスタ広告は、利用者にとっても非常に便利です。

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広告の出し方1|Instagramの投稿を広告にする【4STEP】

インスタ広告を考えている女性

インスタ広告を出す方法は、Instagramの投稿から作成する方法とFacebook広告マネージャから出す方法の2つです。

ここでは、Instagramの投稿から作成する方法を紹介します。

①プロフィール画面から「広告ツール」を選択する

インスタ広告を出したいときは、最初にプロフィール画面から「広告ツール」を選びます。なお、アカウントは個人アカウントからビジネスアカウントに前もって切り替えておきましょう。

個人アカウントからビジネスアカウントに切り替えるためには、プロフィールの右上のメニューから、「設定」、「アカウント」、「プロアカウントに切り替える」の順にすすみます。

その後「クリエイター」か「ビジネス」かを選ぶ画面で、「ビジネス」を選択しましょう。

ビジネスアカウントの設定が終わったら、プロフィール画面で「広告ツール」を選びます。見当たらないときは、「プロフェッショナルダッシュボード」を選択してください。

②広告にしたい投稿を選ぶ

「広告ツール」を選択したら、広告にしたい投稿を選びます。広告用の投稿を事前に作成し、投稿しておくとスムーズです。

Instagramには、利用者の興味のある投稿を表示するアルゴリズムが採用されています。過去に多くの反応があった投稿、ターゲットの興味がありそうな投稿を選ぶとよい反応が見込めるでしょう。

広告にしたい投稿を決定したら、「次へ」をタップします。

③広告の詳細を入力する

「次へ」をタップすると、広告の詳細を入力する画面に移ります。ここで、目標や広告を届けたい相手、予算、掲載期間を入力しましょう。

最初は、目標を選びます。プロフィールへのアクセスを増やしたいのか、ウェブサイトへのアクセスを増やしたいのか、問い合わせを増やしたいのかなど、目標は事前に考えておくとスムーズです。

次に、ターゲット層の設定です。「自動設定」または「地域や興味などからターゲットを絞る」を選びます。

最後に、予算と利用する期間です。予算は、下限100円から設定できます。また、期間を指定せず継続的に配信することも可能ですが、開始日と終了日を設定することも可能です。

④内容を確認して投稿する

設定が完了した後は、プレビューで広告の内容を確認します。不具合があれば修正し、問題なければ支払い方法を追加しましょう。

支払い方法は、クレジットカードやデビットカード、PayPalなどを選択可能です。支払いのタイミングは、予算を手動で追加する手動決済、最初に定めた請求単位額に到達したときに請求される自動決済の2種類があります。

「投稿を宣伝」をタップすると、広告の作成の手続きは完了です。

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広告の出し方2|Facebook広告マネージャから公開する【4STEP】

パソコンを触る人

ここからは、Facebook広告マネージャからインスタ広告を公開する方法を紹介します。

①Facebook広告マネージャを開く

Facebook広告マネージャは、Meta社が提供するInstagramやFacebookの広告を公開したり、運用状況の確認をしたりするツールです。社内で権限を付与できるため、複数人で広告運用業務をする際に使えます。

まずは、FacebookページとInstagramアカウントの連携を行う必要があります。 Facebookページを持っていない場合は事前に作成しておきましょう。

その後、Instagramのアプリを開き、プロフィール画面から「プロアカウントに切り替える」というボタンをタップすると、Facebookページとの連携を行う画面に遷移します。指示に従い、連携を完了させましょう。

②広告を作成して入稿する

アカウントの連携ができたら、キャンペーンの目的、配信設定、広告クリエイティブを設定します。

キャンペーンの目的は、一言で表すと「広告を通じて何を成し遂げたいのか」です。

「認知」「検討」「コンバージョン」などのカテゴリーから、今回の目的を選びましょう。たとえば、広告を使ってインフルエンサーがすすめるアプリをインストールしてもらうことが目的とします。その場合は、「検討」にある「アプリのインストール」を選択しましょう。

次は配信設定です。設定できる項目は、オーディエンス・広告期間・ターゲット・配置など様々なものがあります。

たとえば、関東在住の30代女性がターゲットの場合、広告セットの「オーディエンス」から詳細を入力しましょう。

配置は、「自動配置」と「配置を編集」の2種類から選びます。「自動配置」は、システムが広告効果を最大化できるよう自動的に配信面を選択してくれるものです。instagramストーリーズだけに出稿したいなどの要望がある場合は、「配置を編集」を選択しましょう。

最後に、広告クリエイティブの準備をしましょう。広告クリエイティブとは、広告そのものです。広告の名前・画像・動画・テキスト・フォーマット・リンク先などを設定します。ターゲット層の関心を引き寄せられる魅力のあるデザインやテキストを準備しましょう。

③支払い設定をする

広告クリエイティブの設定ができたら、支払いの設定をします。支払い方法は、「ビジネス設定」から設定可能です。

支払い方法はデビットカード・クレジットカード・PayPal・オンライン銀行振込から選べます。

クレジットカードを選択した場合は、カードの有効期限に余裕があるか確認しておきましょう。有効期限が切れてしまうと、広告が自動で止まります。なるべく有効期限に余裕のあるクレジットカードを設定しましょう。

④「公開する」を押して広告を掲載する

全ての設定が完了した後は、「公開する」を選択して広告を掲載します。

公開前は広告内容をよく確認しましょう。誤字脱字があったり、リンク先に誤りがあったりすると、Instagram利用者に悪い印象を与えます。企業のイメージにも関わるため、慎重に行いましょう。

複数のアカウントを管理している方は、配信先のアカウントが正しいかを確認すると誤配信を防げます。

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インフルエンサーの投稿画面を活用した第三者配信広告もおすすめ

第三者配信とは、自社メディア以外から広告を配信することです。Instagramでは「ブランドコンテンツ広告」と呼ばれ、自社のアカウントとインフルエンサーのアカウントを連携させることで配信できます。

ブランドコンテンツ広告は他のインスタ広告とは異なり、インフルエンサーにおける実際の投稿を使って広告を配信できるメリットがあります。また、ブランドコンテンツ広告は投稿に「広告」と明記されるため、ステルスマーケティングを防ぐメリットもあります。

設定手順は以下のとおりです。

  1. 自社のInstagramアカウントをビジネスアカウントにしておく
  2. 「設定」>「ビジネス」>「ブランドコンテンツ」の順にタップする
  3. 「承認が必要」をオンにする
  4. 「承認済みアカウント」からインフルエンサーのアカウントを連携する
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効果的なインスタ広告の出し方

インスタ広告をみる2人

ここからは、効果的なインスタ広告の出し方を紹介します。

広告は「インスタ映え」を意識する

出稿する広告は、写真や動画の見栄えを意識しましょう。Instagramは、文字だけのSNSと比較して、写真や動画の印象が大きいため、映える写真や動画の方が人気です。

ターゲットにみてもらえる広告を目指すには、ターゲットにとって魅力に映る広告を作成しましょう。たとえばターゲット層に親和性の高いインフルエンサーを起用する、トレンドの色使いを利用するなどが挙げられます。

今トレンドの「インスタ映え」を参考にすることも効果的です。高い広告効果を得るために、検証を重ねましょう。

適切なハッシュタグを選ぶ

インスタ広告は、ハッシュタグの利用が大切です。ハッシュタグは検索ワードになり、非フォロワーからのアクセスが見込めます。

とくに自社の商品やサービスを広めたいと考えている場合、宣伝している商品やサービスにあったハッシュタグを選びましょう。

ただし、一般的に使われているハッシュタグを多用すると、利用者が別の投稿に移動するかもしれません。自社で作成したオリジナルタグを設定して、うまく自社サイトに誘導しましょう。離脱する利用者を減らせます。

目標を明確に設定する

「なぜインスタ広告を出すのか」「最終的に何を達成するとゴールなのか」といった目標は、あらかじめ決めておきましょう。広告をみた方に「購入」してほしいのか、自社や商品などの「認知度アップ」したいのかによって、広告の出し方は左右されます。

たとえば、「購入」してもらうことが目的の場合には、カタログ形式で広告が表示できるコレクション広告の利用が効果的です。「認知度アップ」をしたいときは、企業メッセージやブランドのイメージを伝えやすい動画広告にする方法を選びましょう。

このように目標は広告内容に大きく関わってきます。事前に考えておくとスムーズに進むでしょう。

インフルエンサーに依頼する

インスタ広告を得意とするインフルエンサーに依頼すると、高い宣伝効果が期待できます。商品やサービスと親和性の高いインフルエンサーが商品やサービスをPRすれば、広告感が薄れて、説得力がより高まるでしょう。

その結果、「いいね」を普段より多く獲得できたり、シェアされる可能性が大きくなります。

インパクトのある成果を求めたい場合には、前述した「ブランドコンテンツ広告」も含めて、インフルエンサーにお願いして、ターゲット層にうまくアプローチしましょう。

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インスタ広告にかかる費用の種類

インスタ広告の費用を用意する

インスタ広告にかかる費用は、4つに分類可能です。それぞれの特徴と具体的な費用を紹介します。

CPM|1,000回表示ごとにかかる

CPMとはCost Per Milleの略です。定められた広告の表示数に応じて料金が発生します。

費用は商品のジャンルによって変動があり、1インプレッションあたり0.2から0.6円程度が相場です。他の広告と比べると、かかる費用が安いといえます。

費用を抑えて広告を出したい、会社やサービスなどを広く知ってもらいたいときにおすすめの方法です。

CPV|10秒以上再生されるごとにかかる

CPVとは、動画をインスタ広告に出稿した際に利用できる課金方法です。再生スタートで課金されたり、10秒以上広告が再生された場合に費用が発生するなど様々な課金形式があります。

広告のジャンルによって費用は変わり、1再生あたり4円から7円が相場です。

この課金方法は動画の質によって効果が大きく変わります。質が低い動画は、10秒未満で視聴を打ち切られたり、購買行動につながらなかったりするでしょう。ターゲット層をうまく引きつけるような広告動画の制作が大切です。

CPC|1クリックするごとにかかる

CPCは日本語でクリック課金と呼ばれ、1クリックごとに費用がかかります。

費用は状況によって異なり、1クリックあたり40円から100円が一般的です。クリックされなければ費用はかかりませんが、ターゲットと異なるユーザーに配信してしまうと費用対効果が悪くなる可能性があります。ターゲット層のアクションが引き出されるような広告を制作するとよいでしょう。

CPI|アプリが1回インストールされるごとにかかる

CPIはアプリのインストール課金です。アプリがインストールされてはじめて費用が発生します。1インストールあたり100円から200円が相場です。

この課金方法はアプリに興味のない方に対しては費用がかかりません。効果が分かりやすい広告といえます。 インスタ広告を使ってアプリを広めたい場合は、CPIの利用を検討しましょう。

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まとめ

インスタ広告を確認する人

インスタ広告の出し方は、Instagramの投稿を利用する方法、Facebook広告マネージャから投稿する方法の2種類があります。自分に合った方法で、挑戦してみましょう。

はじめてのインスタ広告を含めたSNS・Web周りの広告で不安な方は、インフルエンサーと提携する方法がおすすめです。インスタ広告を熟知したインフルエンサーと協力すれば、ターゲット層を引き寄せる効果が期待できるでしょう。

インフルエンサーの起用に興味がある方は、ぜひ弊社にお問い合わせください。100万人以上のフォロワーを抱えるインフルエンサーを含めたさまざまなジャンルのインフルエンサーをキャスティングし、CPAを高めるお手伝いをいたします。

株式会社wonderXの特徴

  • InstagramだけでなくYouTube,X(旧Twitter),TikTokなど幅広いSNSマーケティングに対応
  • タレント、芸能人、VTuber、YouTuberのアサインも可能
  • キャスティングだけでなく実施やレポーティング、改善と一気通貫したサポートが可能
  • 最短1日で候補者の初回提案
  • 影響力の高いトップインフルエンサーから身近な存在のマイクロインフルエンサーまで幅広く網羅

インフルエンサーのキャスティングを検討されている際は、弊社にご相談をください。

(参考: 『wonderX inc.』)

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