ランチ、スポーツ、飲み会など毎日たくさん飲み物を選ぶ場面がありますよね。非常に多くの種類があるため迷ってしまう人も多くいると思います。 選択肢が多い中、商品の効果的なPRプロモーションを行えば、消費者に選ぶ理由を与えることができます。
では、実際にどのようなプロモーションがあるのでしょうか。 今回は、若者を中心に多くのユーザーがいるTikTokでのPRプロモーションに焦点を当て事例をご紹介します。
事例ごとにポイントや特徴をまとめているので、プロモーションを検討する際にご活用ください!また、インフルエンサーを選ぶポイントやインフルエンサーをキャスティングする方法を解説するので、プロモーションを依頼することを検討している方は読んでみてください。
飲料系商品プロモーション事例5選【TikTok】
1.ポカリスエット(大塚製薬)
大塚製薬さんの「ポカリスエット」のプロモーション事例です。 体液に近いイオン成分が入っており、スポーツなど汗をかいた時だけでなく、発熱時や就寝前など水分補給をするさまざまなシーンに適している飲料です。
画像:https://pocarisweat.jp/products/pocarisweat/
↓⛈羽衣⛈(@0922._19)さんの投稿
ただ商品を紹介するのではなく、オリジナルのCMのような映像で、かつ制服と青空など青春を連想させるような要素を含み投稿することで、視聴者に懐かしさを与え惹きつけています。そのため、「エモい」に関連するコメントが寄せられています。
2.アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶(アサヒビール)
アサヒビールの「アサヒスーパードライ生ジョッキ缶」のプロモーション事例です。缶の口が大きく開き、開けた瞬間から泡が溢れてくる新感覚の缶ビールです。グラスだとやがて消えてしまう泡が、この生ジョッキ缶であれば最後まで消えることなく味わえる商品です。
画像:https://www.asahibeer.co.jp/superdry/namajokkikan/
↓Kevin’s English Room(@kevinthepepperoni)さんの投稿
アメリカあるあるや英会話教室などのコンテンツを投稿しているTikTokerであるKevin’s English Roomさんによるプロモーションです。
英語講座としてお酒を飲む日常シーンに商品を取り入れることで、自然と既存のフォロワーの興味を惹きつけています。「このビール気になる」など、英会話だけでなく商品に関するコメントも多く寄せられています。
3.inゼリー エネルギー ブドウ糖(森永製菓)
森永製菓の「inゼリー エネルギー ブドウ糖」のプロモーション事例です。 ブドウ糖を中心に、ビタミンなどが含まれている勉強中や仕事中など頭を使う場面に適している飲料です。また、爽やかで飲みやすいラムネ味のため、運動後などにもおすすめです。
画像:https://www.morinaga.co.jp/in/jelly/energy_budou.html
↓たまちゃん🐣(@tamapon08)さんの投稿
受験生あるあるとして、疲れて集中力が続かない場面を演じることで視聴者の共感を得ています。「勉強できる人」と「勉強できない人」の比較をコントのように表現し、前者でinゼリー エネルギー ブドウ糖を飲むことで脳へ素早くエネルギーを供給できる商品の特徴をわかりやすく伝えています。
4.おぐにクラフトコーラ(小国町地域総合商社)
小国町地域総合商社の「おぐにクラフトコーラ」のプロモーション事例です。 ジンジャーや6種のスパイスが効いたピリッとした味が特徴のクラフトコーラです。山形県小国町の特産品であるしいたけが隠し味になっており、現地から直送できる商品です。
画像:https://yamagata.chokuso-keikaku.jp/s0003/0003-002/
↓ちゃおP(@chaooo0614)さんの投稿
ちゃおPさんは二人組TikTokerであり、そのうちのジミーさんはしいたけ農家をされています。今回の事例の他にも複数のPR投稿をしていたり、SAVE OUR PRECIOUS PROJECTの公式アンバサダーに選ばれるなど、多方面から支持されています。今回の投稿では、しいたけ農家としてしいたけ味の感想を率直に述べており、「味が気になるから飲んでみたい」というコメントが寄せられています。
5.ファイブミニ(大塚製薬)
大塚製薬の「ファイブミニ」のプロモーション事例です。 ビタミンCだけでなく不足しがちであるお腹の調子を整えてくれる食物繊維がレタス1.8個分入っている「食物センイ飲料」です。1988年に発売が開始し、1996年にはいち早く特定保健用食品として認められました。
画像:https://www.otsuka.co.jp/fib/product/
↓もとかの🧃(@motokano._.29)さんの投稿
一人暮らし大学生であるもとかのさんの体験を踏まえて商品紹介がされています。そのため、どのような時に飲むのか、どのような効果があるのかが非常にリアルに伝わり視聴者の関心を集めています。商品への興味について書かれたコメントの他に、「もとかのさんはレビューが上手だからつい買ってみたくなる」というインフルエンサー本人を支持する内容もあり、フォロワーから信頼されていることがわかります。
ここまで、飲料系商品のプロモーション事例について紹介してきました。
TikTokerにPRを依頼する場合にはどうしたらいいのか疑問に思っている方もいるのではないでしょうか? ここから先はPRを依頼する方法やおすすめのキャスティング会社についてお話していきます。
インフルエンサーキャスティングについて相談するなら?
インフルエンサーにPRを依頼する方法は主に3通りあります。
それぞれのメリットデメリットがあるので合わせて紹介します。
①インフルエンサーに直接DMを送る
《メリット》
- 中間業者を通さないため安価でスピーディー
《デメリット》
- フォロワー数のみではなく、投稿内容やフォロワー特性を加味したうえでのインフルエンサーの選定、報酬交渉や効果分析なども自ら行わなければいけない
②芸能事務所に依頼する
《メリット》
- 事務所内で適切な人材をキャスティング可能
- キャストについてたくさんの情報を持っている
《デメリット》
- その所属しているインフルエンサーしかキャスティングできないので幅が狭まる
③キャスティング会社に依頼する
《メリット》
- 全ての工程を任せることができるため、手間が省ける
- 質の高いインフルエンサーの手配が可能
- 出演候補者の最新情報を収集可能
- 複数の事務所からのキャスティングが可能
- 宣伝広告に関わるアイデアが豊富
- 出演者の選定から交渉、出演義務、権利管理まで一貫して依頼可能
《デメリット》
- 直接依頼するよりも費用は高まる
- インフルエンサーやキャストに直接指示が出せない為、キャスティング会社とのすり合わせが重要
- 案件のレベルによるが直接取引の方がスピードが速い
以上のことから、宣伝商材にマッチしたインフルエンサーをキャスティングするにはキャスティング会社に依頼した方が良いといえます!
インフルエンサーキャスティングについて相談できるキャスティング会社
1:wonderX
wonderXは、インフルエンサー、タレント、VTuberへのプロモーション依頼、広告・CMイベント・講演への出演依頼を行うキャスティング会社です。
SNSマーケティングを強みとし、インフルエンサーキャスティングを軸にしたPRプロモーションを得意としています。
プロモーション効果が高いキャストの選定、PRプロモーション全体の企画立案から実施運営までをワンストップでサポートします。
◆wonderXの特徴
- 多様なジャンル・形態のキャスティングを実施
- 100万人フォロワー以上のトップインフルエンサーからライトインフルエンサーまで幅広く網羅
- あらゆるジャンルのタレント・Vtuverに広告契約・単発イベントキャスティング・SNS投稿の依頼が可能
- Youtube,Instagram,Twitter,TikTok,WEAR等あらゆる媒体でのPRが可能
- 日本で唯一の男性特化型インフルエンサー事務所を運営
- プロモーション効果を最大化する企画・キャストを提案
- 過去の投稿を分析し、定量的・定性的に最良なインフルエンサーを選定・投稿内容をご提案
- 既存のリストだけでなくプロモーション効果が高い新規インフルエンサーを発掘・アサイン
- 企画設計、アクティビティの実施、PDCA運用まで一気通貫でサポート
- スピーディーなキャスティング対応
- キャスティング依頼から実施まで最短1週間でご対応可能。
- 候補者の初回提案まで最短1日でご対応。
- キャスティングから企画まで幅広く即日対応。
2:Find Model
Find Modelは3,500人を超えるインフルエンサーを保有しており、AI(人工知能)とプロの目を通して最適なインフルエンサーを提案しています。
SNSマーケティングメディア「Insta Lab」も運営しており、ノウハウを活かした施策が可能です。
会社名 | ソーシャルワイヤー株式会社 |
会社のタイプ | インフルエンサー特化型 |
主な対応SNS | Instagram,YouTube,Twitter,TikTok |
公式ホームページ | https://find-model.jp/ |
3:OTONARI
OTONARIは20代後半以上のインフルエンサーを多数保有しており、高年齢層向けのキャスティングが可能です。
認知だけでなく販促を目的とした動画制作を行なっています。
会社名 | 株式会社OTONARI |
会社のタイプ | インフルエンサー特化型 |
主な対応SNS | YouTube,Instagram |
公式ホームページ | https://otonari.tokyo/ |
4:3MINUTE
3MINUTEは在籍しているコンサルタントが日々SNSを活用しているので、トレンドに準じたキャスティングが可能です。
ファッション動画マガジンを運営しているため、実績豊富な動画クリエイターやアートディレクター、カメラマンが在籍しており動画コンテンツが強みとなっています。
会社名 | 株式会社3ミニッツ |
会社のタイプ | インフルエンサー特化型 |
主な対応SNS | Instagram,Twitter,YouTube |
公式ホームページ | https://snsmarketing.3minute-inc.com/ |
5:iCON CAST
iCON CASTは年間1,000件以上のインフルエンサー施策を行っています。
1,500名以上の起用実績から最適なインフルエンサーのキャスティングが可能です。
iCON CAST側でディレクションを行うのでより質の高いコンテンツが提供できます。
会社名 | toridori Inc. |
会社のタイプ | インフルエンサー特化型 |
主な対応SNS | Instagram,YouTube,Twitter |
公式ホームページ | https://marketing.toridori.me/lp/ |
相談から依頼する際の流れ
STEP1:相談
キャスティング会社にお問い合わせ後、希望のキャストのイメージや予算などをヒアリングし、見積もり・提案を受けます。
具体的な企画案やタレント案がなく、イメージやご予算を伝えるだけでもキャストの候補・ギャランティ・出演条件などを提案してもらえるので気軽に相談してみてください。
STEP2:提案
希望のキャストイメージ、スケジュールや出演条件に適したキャストを選び、キャスティング候補リスト、金額等について提案します。
STEP3:出演交渉
提案内容を踏まえて、選定したキャストに対して、タレント事務所やインフルエンサーに交渉を行います。
タイムスケジュールや出演内容の詳細や、許諾事項、契約期間中における契約・許諾管理、その他付帯業務といった条件などの細かい点についてもキャストが所属するタレント事務所と打ち合わせを行います。
STEP4:契約
交渉した条件が折り合えば、所属事務所と契約を結びます。
(STEP3でも記載したように、)あとあとに認識のズレが発生しないように細かい点まで話し合っておくことが大切です。特にキャスト側に追加工数が発生したり、2次利用をする場合は追加料金が発生する可能性もあるので、細かい点まですり合わせしておく必要があります。
※こういった部分においてキャスティング会社を使うメリットは大きいです。
STEP5:進行管理
キャストとのやりとりやイベント・撮影までの細やかな調整、会場やスタジオ、その他スタッフの手配や当日の進行までキャスティング会社が担うこともあります。
STEP6:支払
全てが完了したのち支払い。
一般的には末日翌月末払いであることが多いです。
キャスティング会社へ依頼する際の注意点
キャスティング会社へ依頼する際の注意点1:商品の購買に繋がるインフルエンサーが在籍しているか確認する
キャスティング会社を通してインフルエンサーにPRを依頼する際は、在籍するインフルエンサーのフォロワー数だけでなく、フォロワーの属性や興味・関心が自社の商品に合うかや影響力があるかを確認する必要があります。
なぜなら、フォロワー数順やエンゲージメント順でインフルエンサーを選んで紹介するキャスティング会社もあり、本質的な購買に繋がらない場合があるからです。
フォロワー数やエンゲージメント数だけでインフルエンサーを選んでしまうと、そのインフルエンサーの属性のニーズと自社の商品が合わず、商品の購買に繋がらない可能性が高いです。
また、そのインフルエンサーのPRに信頼性があり、その人が紹介すれば商品を購入してくれる熱狂的なファンがいるかどうかも効果を高める上で重要となります。
なので、費用対効果を高めるには、自社の商品の購買に繋がるインフルエンサーを提案してくれるキャスティング会社を選ぶことをおすすめします。
キャスティング会社へ依頼する際の注意点2:企画・依頼内容を詳細に策定し共有する
企画・依頼内容の詳細を策定し、キャスティングすることでスムーズに案件を進めたり、最適なキャスティングを望めます。
- 実施したい施策
- ターゲット
- 商材の特長
- 予算
キャスティング会社へ依頼する際の注意点3:ギャランティーに予算をかけすぎない
- インフルエンサーキャスティングの相場:SNS(Twitter、Instagram)フォロワー単価2円~5円程度
- Youtuberキャスティングの相場:チャンネル登録者数、平均再生回数、事務所所属、フリー等によって金額は異なる
キャスティング会社へ依頼する際の注意点4:追加依頼は別途費用がかかる
演出内容に変更があった場合や権利や契約に関わる追加の依頼をする場合には、別途費用がかかります。
例えば、企画内容が変わり、自宅だけでなく外出しての撮影が必要になった場合や投稿写真や動画を二次利用する場合やインサイトデーターを取得する場合、競合を排除したい場合などに追加費用がかかります。
修正や確認漏れなどがあると予算を大幅にオーバーしてしまうこともあるので、企画の実行までにかかる費用だけでなく、契約条件についても事前に確認を取るようにしましょう。
- 移動が必要な場合
- 投稿写真やYouTube動画などを二次利用する場合
- インサイトデータを取得する場合
- 独占契約を結び、競合を排除したい場合
よくある質問Q&A
質問1:何も決まってないのですが、相談可能でしょうか?
希望のキャストや予算が決まっていなくても無料で相談可能です。
弊社wonderXでは、無料相談を承っておりますので、お気軽にご相談ください。
質問2:キャスティングまでにどれぐらいの期間がかかりますか?
一般的には1週間から1ヶ月です。
ただし、施策によってはもっと長くなったり短くなったりしますし、有名芸能人などをキャスティングするのには一定の時間がかかる場合があります。
まとめ
この記事では、TikTokを活用した飲料系商品のPRプロモーションの事例をご紹介しながら、インフルエンサーをキャスティングする際の費用や料金、相場を紹介しました。
商品の見た目やその効果を自然に伝えることで、数多くある商品の中から選んでもらうことができます。
その際に誰がどのようなシーンで商品の魅力を伝えるかがとても重要です。ターゲットに影響力のあるインフルエンサーを活用して、思わず消費者が購入したくなるようなシーンを切り取った投稿をすることで、プロモーション効果を高めることができます。 例えば、美容に良いビタミンなどが入った健康飲料なら、美容系の女性インフルエンサーであったり、スポーツ飲料であればスポーツをする学生インフルエンサーなどがあげられます。
キャスティングのプロに任せることで、スピーディーかつ安全で効果の高いプロモーションが期待できます。
キャスティング会社を選ぶ際、依頼する際には以下のポイントを意識しましょう。
- キャスティング会社は得意とするジャンル、サービス内容・費用で選ぶ
- 商品の購買に繋がるインフルエンサーが在籍しているか確認する
- 企画・依頼内容を詳細に策定し共有する
- 費用相場を確認し、ギャランティに費用をかけすぎない
- 企画にかかる費用だけでなく、追加費用について確認をする
wonderXの強み
- あらゆるジャンル・媒体・契約形態のキャスティングに対応既存のリストだけでなく、案件にフィットするインフルエンサーやタレントを発掘し、プロモーションの効果が高い最適なキャストをご提案
- プロモーション効果を最大化する企画・キャストの提案・実施・PDCA運用まで一気通貫でサポート過去の投稿を分析し、定量的・定性的に最良なインフルエンサーを選定・投稿内容をご提案