高い広告効果を持つ有名女優を「CMに起用したい」と考える方もいるのではないでしょうか。CMの出演本数が多い女優は消費者を引きつける魅力を持ちます。自社の商品やサービスの認知拡大が期待できるでしょう。
今回の記事は、CMの出演本数が多い女優と女優をCMに起用する方法を紹介します。
※目次※
【2023年上半期】CMの出演本数が多い女優
最初に、2023年上半期でCMの出演本数が多かった女優を紹介します。それぞれの女優の簡単な経歴、契約している会社、CMの内容などを押さえておきましょう。
(参考: 『【上半期CM出演ランキング】川口春奈が19社で1位 芦田愛菜、今田美桜が続く | ORICON NEWS』)
1位 川口春奈(19社)
2023年上半期に最も多くのCMに出演した女優は、川口春奈さんです。
川口春奈さんは2007年に中学生向けの雑誌のオーディションに合格して、芸能界に入りました。その後は、女優やYouTuberなどの活動で注目を集めています。近年では、ドラマ『麒麟がくる』や『ちむどんどん』での演技が話題になりました。
川口春奈さんが契約している会社は、以下の全19社です。
- 味の素イーベイ
- ジャパン
- カシオ計算機
- カルビー
- KIYOラーニング
- 熊谷組
- Clue
- サントリー
- サントリー食品インターナショナル
- シオノギヘルスケア
- シェアフル
- ジェーシービー
- TIS
- ニデック
- はま寿司
- Farlight Games
- ライオン
- LIFULL
- レキットベンキーザー
- ジャパン
たとえば、モーターメーカーであるニデックのCMでは、社名を歌いながらアピールするユニークな内容で注目を集めました。
川口春奈さんは、知名度や好感度の高い女優です。そのため、スポンサーからの信頼が厚く、多数のCM出演につながっています。
2位 芦田愛菜(15社)
川口春奈さんの次に出演本数が多かった女優は、芦田愛菜さんです。
3歳から芸能活動をはじめた芦田愛菜さんは、子役時代から多数のドラマや映画に出演しました。さらに有名難関大学に進学して学業と芸能活動を両立している点が、高く評価されています。
芦田愛菜さんが2023年上半期に出演したCMは、以下の全15社です。
- 味の素
- SBI損害保険
- オフテクス
- コナミ
- サトウ食品
- サントリー食品インターナショナル
- シオノギヘルスケア
- 小学館
- スカパーJSAT
- スズキ
- 日立グローバルライフソリューションズ
- ライオン
- リクルート
- ワイモバイル(ソフトバンク)
- 山崎製パン
例えば、小学館の図鑑のCMでは人体模型や骨格標本を前に、好きな体のパーツを語っています。
芦田愛菜さんは幅広い年代に好かれています。演技力も高く、視聴者の目にとまりやすいCMを制作できるでしょう。
3位 今田美桜(13社)
3位にあたる13社のCMに出演した女優は、今田美桜さんです。
福岡県出身の今田美桜さんはモデルや女優、タレント活動をしています。2018年に出演したドラマでわがままなお嬢様役を演じたことで大ブレイクし、人気女優の仲間入りを果たしました。
2023年に出演したCMは、以下の通りです。
- AOKI
- SCSK
- キリンビール
- グロップ
- コーセーコスメポート
- C4 Connect
- 第一生命保険
- 電気事業連合会
- 日本赤十字社
- P&G
- みずほ銀行
- 楽天モバイル
- リクルート
コーセーコスメポートのCMでは、白いワンピース姿の今田美桜さんが爽やかに日焼け対策用のスプレーを紹介しました。
美人で健康的なイメージのある今田美桜さんは、20代から40代の女性がターゲットの商品やサービスのCMで多く起用されています。
4位 永野芽郁(10社)
永野芽郁さんは、2023年上半期出演したCMの数が第4位の女優です。
小学校3年でスカウトされて芸能界入りしてから、女優やモデルとして活動しています。連続テレビ小説で主人公を演じたことから、幅広い世代から支持されている女優といえるでしょう。契約している会社は、以下の10社です。
- 味の素
- クラシエホームプロダクツ
- 湖池屋
- サンスター
- サントリー食品インターナショナル
- ジェーシービー
- HOYA
- 三菱重工業
- モスバーガー
- ユニバーサルミュージック
三菱重工業のCMでは、旅人に扮した永野芽郁さんが同社の脱炭素関連の取り組みを紹介する内容でした。爽やかな印象の永野芽郁さんは、会社のイメージアップに貢献しています。
【2022年度】CMの出演本数が多い女優
ここからは、株式会社エム・データの情報を元に2022年に出演したCMが多かった女優を紹介します。
(参考: 『2022年TV-CMタレントランキングを発表 – エム・データ』)
1位 芦田愛菜(17社)
2022年に出演したCMが最も多かった女優は、2023年上半期も上位にランキングしていた芦田愛菜さんです。
合計17社と契約をしています。
- リクルート
- ソフトバンク
- ウーバーテクノロジーズ
- サントリー食品インターナショナル
- 日立グローバルライフソリューションズ
- スズキ
- シオノギヘルスケア
- コナミデジタルエンタテインメント
- サトウ食品
- ECC
- オフテラクス
- ライオン
- 山崎製パン
- 小学館
- スカパーJSAT
- 日本郵便
- 味の素
例えば、ECCのCMでは子どもたちと授業を受けつつ見事な英語を披露しています。芦田愛菜さんの知的なイメージをうまく活用したCMといえるでしょう。
2位(同率) 川口春奈(16社)
同率ランキング2位は、2023年上半期も1位だった川口春奈さんです。
川口春奈さんは、以下の16社と契約していました。
- 味の素
- カズマ
- LIFULL
- ジェーシービー
- 熊谷組
- サントリー
- カルビー
- 紫龍
- ヤクルト
- クラシエ
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
- TIS
- イーベイジャパン
- はま寿司
- ライオン
- レキットベンキーザー・ジャパン
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のCMでは、スマートフォンで気軽にできる資産運営のサービスを印象的な赤い衣装とメイクでアピールしています。
2022年の川口春奈さんはドラマ「silent」の大ヒットを受けて、さらに注目を集めました。知名度や好感度の高い川口春奈さんのCM起用は、企業側のメリットが大きいといえるでしょう。
2位 本田翼(16社)
本田翼さんは、2022年に16社のCMに出演しました。
女優だけでなくYouTuberの活動も積極的に行う本田翼さんは、2012年にドラマ「GTO」に出演したことで支持を得ています。
2022年に出演したCMは、以下の通りです。
- ZOZO
- 明星食品
- エスエス製薬
- ソフトバンク
- ユーキャン
- ニチガス
- グローバルワーク
- 森永乳業
- ストーリア
- サントリー
- アマノ
- LIFULL
- シックジャパン
- アサヒグループ食品
- 三幸製菓
- テックウインド
ニチガスのCMでは、電気屋勤務の出川哲朗さんと見事なダンスを披露しました。明るく元気なイメージの本田翼さんは、2021年のCM女王に輝いています。企業側からの信頼度が高い女優といえるでしょう。
3位 今田美桜(15社)
今田美桜さんは、2022年は15社のCMに出演していました。
2023年上半期に継続して出演している企業が多い点が特徴です。企業からは、クリーンなイメージで起用しやすい女優と認識されています。
以下の15社と契約していました。
- CS FOODS JAPAN
- AOKI
- SCSK
- キリンビール
- 第一三共ヘルスケア
- ジーユー
- グロップ
- C4 Connect
- 第一生命保険
- 電気事業連合会
- 日本赤十字社
- P&G
- みずほ銀行宝くじ部
- 楽天モバイル
- リクルート
ジーユーのCMでは、中条あやみさんと踊りながらボトムスのアピールをしていました。同世代の女性へのアピールに成功したといえます。
4位(同率) 小池栄子(11社)
2022年にCMの出演本数が多い女優の4位は、同率で小池栄子さんでした。
小池栄子さんはスカウトをきっかけに芸能界入りし、女優やタレント活動を精力的に行っています。プライベートでは2007年にプロレスラーの坂田亘さんと結婚し、近年は母親役を演じる機会が増えました。
CMの契約した企業は、以下の通りです。
- ホンダ
- アフラック生命
- ソフトバンク
- グラクソスミスクライン
- 味の素
- ユニ・チャーム
- 牛角
- スプリックス
- サントリー
- ニベア花王
- プラスアルファコンサルティング
ホンダのCMでは、ファミリー向けの車を笑顔でアピールしています。同年代の女性から好感度の高い小池栄子さんを起用して、ターゲット層に届くCMができたといえるでしょう。
4位(同率) 指原莉乃(11社)
同じく同率4位は、元AKB48の指原莉乃さんです。
指原莉乃さんはAKB48時代に何度も選抜メンバーに選ばれて大ブレイクしました。AKB48グループを卒業した後は女優やタレントだけでなく、アイドルのプロデュースを行っています。
以下、2022年度に契約した企業です。
- 花王
- ハウスメイトパートナーズ
- 日本コカ・コーラ
- バンザン
- かっぱ寿司
- 小林製薬
- ウェブシャーク
- スターティアラボ
- コージー本舗
- liIA
- Yogibo
小林製薬では、女性特有の悩みにアプローチする商品のCMに出演しました。指原莉乃さんは親しみやすいキャラクターのイメージがあります。キャスティングにより、同性代の女性の興味を引くことに成功したといえるでしょう。
4位(同率) 広瀬アリス(11社)
広瀬アリスさんは、11社と契約して同率4位でした。
広瀬アリスさんはミスセブンティーンのモデルを経て、女優業をはじめます。同じく女優である妹の広瀬すずさんと共演する機会も多く、姉妹で好感度の高い女優といえるでしょう。
CM出演した企業は、以下の通りです。
- ・花王
- ・au
- ・日本コカ・コーラ
- ・プレミアアンチエイジング
- ・日清オイリオ
- ・ポケモン
- ・フロンティア
- ・キリンビール
- ・明治安田生命保険
- ・ヤマザキビスケット
- ・沖電気工業
花王のヘアケアアイテムのCMでは、 広瀬アリスさんが美髪を披露しています。このCMでは、ターゲット層である若年層の女性から、注目を集めることに成功しました。
【2022年】CMの放送回数が多い女優
ここからは、株式会社エム・データの発表を参考に放送回数の多いCMに出演した女優を紹介します。
放送回数の多いCMの特徴
多く放送されるCMの特徴は、広告主が大企業であることです。CMを繰り返し放送するには、多くの広告費がかかります。そのため、ある程度資金力のある会社でないと難しいでしょう。
何度も放送されると、多くの視聴者に見られます。会社側は、放送回数の多いCMに起用する女優に対して、大きな宣伝効果を期待しているといえるでしょう。
CMの放送回数が多い女優TOP3
2022年に放送回数が多いCMに出演した女優は、芦田愛菜さん、今田美桜さん、吉岡里帆さんです。
以下に、3人が出演したCMの放送回数と、合計放送秒数を紹介します。
名前 |
放送回数 |
秒数 |
芦田愛菜さん |
18,190回 |
282,540秒 |
今田美桜さん |
13,367回 |
224,385秒 |
吉岡里帆さん |
11,967回 |
202,455秒 |
(参考: 『2022年TV-CMタレントランキングを発表 – エム・データ』)
吉岡里帆さんの、2022年のCM契約会社数は9社です。芦田愛菜さん、今田美桜さんと比較すると少ないといえます。出演したCMの放送回数が多いため、視聴者にはCMによく出ているという印象を与えています。
CMに有名女優をキャスティングする方法
有名女優をCMにキャスティングしたいと考えている広告担当者もいるでしょう。ここからは、視聴者を引き寄せる力のある女優をCMに起用する方法を紹介します。
芸能事務所との人脈が必要
CMにキャスティングしたい女優が決まっている場合は、その女優が所属する芸能事務所と交渉します。芸能事務所とツテがあると、スムーズに交渉できるでしょう。
一方、芸能事務所との交渉がはじめてだったり、人脈がなかったりすると、希望する女優の起用は難しいといえます。なぜなら人気女優のスケジュールは埋まっていることが多く、信頼関係が結べていないと融通を利かせてもらえないケースが多いためです。
芸能事務所とつながりがない場合、直接依頼するよりも次に紹介するキャスティング会社に依頼する方が成功率は高くなります。
キャスティング会社に依頼する方法もある
キャスティング会社は、女優を起用してCMを作成したい会社と芸能事務所の間に入って交渉する会社です。
経験豊富なキャスティング会社に依頼すれば、希望する女優を起用できる可能性が高まるでしょう。
キャスティング会社に依頼すると、CMのイメージや目的に合う女優を提案してもらえます。どのような女優を起用するとよいか迷っている場合に心強い存在です。
タレントキャスティングの依頼方法は以下のとおりです。
- キャスティング会社に問い合わせる
- タレントの選定・交渉を行う
- スケジュールを調整する
- 契約内容に同意する
まとめ
CMに女優を起用すると、CMの商品やサービスのイメージを向上させられます。弊社では、タレントのキャスティングの相談を受け付けています。ぜひお問い合わせください。
株式会社wonderXの特徴
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タレントのキャスティングを検討されている際は、弊社にご相談ください。
(参考: 『wonderX inc.』)